アメイジンググレイスの曲の夢
イギリスの牧師によって作曲・作詞されたアメイジンググレイス。
一度は聞いたことのある讃美歌かと思います。
その歴史は古く、なんと1779年に「オウルニィの讃美歌集」に収録されました。
そのアメイジンググレイスを夢で聞いたらどんな意味があるのでしょうか?
アメイジンググレイスの歌詞にヒントがあるかも
アメイジンググレイスは大変美しい曲ですが、実はその曲が出来た背景は大変暗いものです。
作詞者のジョン・ニュートン氏は信心深い母のもとに生まれましたが、商船の指揮官であった父に付いて船乗りとなり、奴隷貿易で富を成します。
劣悪な船内の環境におかれ死んでいく奴隷たち。
しかしジョン・ニュートンはそれを当然の事として奴隷貿易を続けます。
ある時、船が嵐にあい転覆の危機に陥ります。
彼が心の底から神に祈ったとき、嵐はおさまり彼は奇跡的に助かりました。
これがニュートン氏の転機であったとされています。
それ以来、彼は酒や賭け事を辞め、奴隷貿易に関わりながらも奴隷たちに対する見方が変わっていったと言います。
その後ニュートンは勉学を重ね牧師となり、奴隷貿易に関わった悔恨と、奴隷貿易をした自らにさえも赦しを与えた神の愛について書かれた歌詞がこのアメイジンググレイスなのだそう。
このような背景から、夢の中で聞くアメイジンググレイスには何かが許された事、与えられたものに守られていること、魂の浄化を意味するそうです。
音楽にもヒントが
夢の中で聞く音楽に歌詞がある場合は、その歌詞の中に何かのヒントがある、あるいは歌詞を通して何かを学び取る事を意味します。
歌詞を最初から最後まで読むだけでも、何かひらめくものがあるかも知れませんね。