バレンタインデーとチョコレート
日本におけるバレンタインデーはチョコレート販促の為に各企業が始めたイベントで、一般化され始めたのは1950年代あたりから始まりました。
女性が男性にチョコレートをプレゼントする日、という認識も製菓会社が行ったイメージ戦略。
西欧では、19世紀にキャドバリー社がバレンタイン用のチョコレートボックスを販売したという記録が残っていますが、女性から男性にと限定されていた訳ではないようです。
義理チョコ
義理チョコたる代物は、長らく企業のイメージ戦略に乗せられた消費者の間でいつの間にか始まった習慣だそうです。
最近では「貰ってもうれしくない」「毎年義理チョコ代を徴収される」「ホワイトデーに義理でお返しをしなくてはならない」など反対派の声が目立つようになり、義理チョコを送る習慣そのものが悪習慣となりつつあるようです。
バレンタインデーとは
バレンタインデーとはそもそもどのようなイベントなのでしょうか。
聖バレンタインデーは、恋人が愛を誓いあう日と広く認識されています。
3世紀ごろに存在したキリスト教の聖職者、ウァレンティヌスは恋人たちの守護聖人として崇められていました。
そのウァレンティヌスが殉教した日が2月14日なのでこの日がバレンタインデーになりました。
恋人たちのお祝いの日とされているものの、恋人だけではなく親しい人や友達同士でもプレゼントを交換し合います。
チョコだけではなく、花、カード、ケーキ、アクセサリー、時計など様々です。
バレンタインデーの迷信
- バレンタインの日に最初に見たり聞いたりした異性の名前が、将来の伴侶の名前になる。
- バレンタインの日に手袋の片方を拾ったら、もう片方の持ち主が将来の恋人になる。
- バレンタインの日にリスを見たら、将来の伴侶は大変なケチである。
- バレンタインの日に女性が雀を見たら、貧しい青年と結婚するが大変幸せになれる。
- バレンタインの日にハトの群れを見たら、平穏で幸せな結婚生活を送る。
- バレンタインの日にキスで目覚めたら、ラッキーな事がある。