夢とは
夢とは何か?夢に意味はあるのか?何故夢を見るのか?古代より沢山の学者が、夢について研究を重ねてきました。
バビロニアでは夢の解釈技法が発展し、夢解釈のテキストまであったそうです。ユダヤ法典には、エルサレムに夢解釈家という職業まであったと記されています。
神という概念が広まり、古代ギリシアではゼウスやアポロが夢を運んでくると言われ、夢は神のお告げだと信じられていたそうです。
心理学者のフロイトやユングは、夢は何かの象徴であると位置づけ、精神分析の手法として夢分析を行いました。
古代人は、眠っている間に魂が旅をした経験を語るものだと信じていました。
今も時々夢を通して別世界に行った、などの不思議な体験を語る人も存在しています。
夢の中で旅をすることもあるようです。
夜、眠っていたら目が覚めた。そのまま窓から街へ出かけて、しばらく買い物を楽しみ、帰って来た。帰って来る時も窓から入ったので、家族の寝顔を見てからまた床についた・・・
まるで幽体離脱のような話ですが、このような夢の体験談もよく見られます。
こういった体験が、魂の旅と解釈されたのかも知れませんね。