蜂の迷信
ミツバチ、クマバチなど種類が豊富で、ユニークな生態系を持つ蜂も、幸運のシンボルとして古くから人々に慕われてきました。
蜂は、人の魂に便りを運んでくるメッセンジャーと言われています。
主に、便りを聞く本人の頑張りに対するメッセージを運んでくるとされ、蜂が側に来て羽音を立てることは、良く頑張っている、頑張り過ぎている、または努力不足であるという意味が込められているのだとか。
でも蜂に寄られるとびっくりしてしまいますよね。
蜂はまた、知識、不死、忠実さ、熱心さ、勤勉さを表します。蜂は、ある地域では未来を知っていると信じられています。
ミツバチは富と幸運の印
蜂は、豊かさと繁栄のシンボルでもあります。
特に、蜜をせっせと集めるミツバチは金運を上げ豊かな暮らしを引き寄せるという意味から、アクセサリーや模様、コインのデザイン等に使われています。
ミツバチのアクセサリーやコインが金で出来ていたら、金運を上げるパワーも増えるとか。
また、ミツバチは縁起がいいとされている理由の中に、ハチミツやハチの巣、ワックスが黄金色をしていることも含まれるようです。
蜂にまつわる言い伝えを幾つか紹介します。
体の一部に蜂がとまったら
蜂が手にとまったらラッキー。
金運upの兆しです。
蜂が頭にとまったら、チャレンジしている事や取り組んでいる物事が成功する兆しです。
蜂が家の中に入ってきたら
蜂が家の中に入ってきたらラッキー。
近々良いことが起きるサインです。蜂が自然に出ていくまで待つのがベストだそうです。
悪口を言うと蜂に刺される!?
蜂や、ミツバチの巣のそばで喧嘩をしたり悪口を言うと、蜂に刺されるそうです。
古代エジプト
蜂は、古代エジプトにおいて生命の授与者、死と復活のシンボルでした。
太陽神ラーの涙が、この世で最初の働きバチになったと信じられています。
古代ギリシャ
古代ギリシャでは、ギリシャの女神達に仕える女性司祭の事をメリッサ(μέλισσα)と呼びました。
メリッサとは、ギリシャ語で蜂を意味します。人々は蜂を、女神たちに仕えた女司祭の魂だと信じていました。
キリスト教における蜂
クリスチャンにも沢山の宗派がありますが、一部では蜂は修道院における美徳を持つと考えられています。